白秋生家(きたはらはくしゅうせいか)


1. 建物の歴史と特徴

白秋の実家は、江戸時代から続く**「油屋(あぶらや)」**という屋号の大きな造り酒屋でした。白秋は明治18年(1885年)にこの家で誕生し、多感な少年時代を過ごしました。

  • 復元された白壁の家: 明治34年の大火により建物の大部分が焼失してしまいましたが、白秋を愛する市民の熱意によって、昭和44年に当時の姿に忠実に復元されました。
  • 美しい景観: 白壁に「なまこ壁」が映える美しい外観は、柳川の水の風景と見事に調和しています。
2. 施設内の見どころ

施設内は、当時の暮らしを伝える「生家」と、資料を展示する「記念館」に分かれています。

柳川の民俗資料: 白秋が愛した「柳川の風景」や郷土の祭りに関する展示もあり、彼の詩作の源泉を深く知ることができます。

生家(母屋): 白秋が実際に使用していた勉強部屋や、当時の生活道具などが展示されています。質実剛健ながらも温かみのある旧家の風情を感じることができます。

北原白秋記念館: 生家に隣接しており、白秋の生涯を辿る資料が豊富です。

直筆原稿や遺品: 代表作『邪宗門』や、誰もが知る童謡『待ちぼうけ』『城ヶ島の雨』などの貴重な資料が並んでいます。

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